2006年 05月 20日
少女のころ |
GWに、北海道へ帰ったせいもあってか
(なにしろ、帯広の5,6月は、本当にいい季節なんだ、
この時期に帰ったのは何年ぶりなんだろう。)
もうひたすらに、自然を感じられる、ゆったりしたところに
住みたい、
という気持ちが抑えられなくなってきた。
・・・というより、今の住環境がなかなかきつくなってきたというか。
羽田から、帰ってきて、高速を降りたとたん
(うちの近くで)げんなりした。
あまりの貧相な環境に。
(ひとによっては、便利でいいじゃないか、
普通の街の中だよと、感じるだろうけど)
もちろん、神奈川にも良い場所はたくさんある。
てっとりばやく、海の近くにでも引っ越せば
かなり違うんじゃないか、という気もする。
人の多さにも、うんざりしてきた。
買い物に出かけても、
新しいものとか、お店なんかが
ほんと、もうどうでもいいというかね。
今日も仕事でバスに乗ったけど、
その混み具合ときたら、
地獄的だ。
アウシュビッツ行きの鉄道内じゃ
ないんだからさ・・・
お年寄りが多くて、
みんなやっとの思いで乗っている.
おばあさんが「まったく、横浜市営バスの本数が
へったから・・・」
そうなんですよ、そのとおり、露骨に減りすぎてるんです。
はっきりいって、不便なくらいに。
福祉や教育へのお金をもぐんと減らされているんだよね。
口当たりの良い、かっこいい、理屈はすごいんだけど、
(でもカッコだけで中身はないということがすぐわかる)
内情は、子供や老人やハンデのある人間のことなんで
どうでもよいという
そういう政策なんですよ。
今の横浜市は。
横浜・・・
最近ますます魅力を感じなくなってきたよ。この街に。
今日は、仕事で、遠足の引率・・・
といっても、のんびりと、少人数で歩く
というものだ。
山下公園周辺や、港が栄えていた時代の
横浜を、観光客気分で歩く。
関内から、桜木町、みなとみらい、中華街、元町と
私が横浜に来た14,5年前から比べても、
ずいぶん変わったなぁという感じがする。
特に、関内やから桜木町、みなとみらい周辺。
より観光地っぽい感じになってきたなぁ。と。
移り住んだ頃は、
面白いなぁ、いいなぁ、なんてその異国情緒的な雰囲気が
良かったりもしたが、
今は、そんなに新鮮さも感じない。
作り物っぽい要素がたぶん
増えすぎているからだろう。
初めて「人形の家」を見学した。
リニューアルして、館内も見やすくきれい。
偶然、北原照久氏(何でも鑑定団にでている
おもちゃコレクターのおじさん)を目撃した。
普通の感じのひとだなぁ。
で、その人形たちですが、けっこうおもしろかった。
世界の地域別に人形が展示されているコーナーが
良かった。
聞いたこともないような国の人形も
展示されていたけれど、
私は東欧の人形たちに特に魅力を感じた。
その衣装が。
色も模様もすごく美しくて、素朴で、でも洗練されていて。
同じヨーロッパでも、イギリスや、ドイツやイタリアなどはなじみもあるが
東欧はやっぱり遠くて知らないことの多い国なんだなぁと
おもった。
それから、フランスの、上流階級の子女が遊んでいたという
着せ替え人形とお道具、着せ替え用のドレスも展示されていた。
もう、これはたまらない世界だった。
人形は、結構リアルでおとなっぽい顔つきをしていたし、
お道具類も、当時の貴族の女性が使っていたような
化粧セットとか、お手紙セットとか、そんなもののミニチュアが
こまごまと並んでいる。
ドレスも、忠実に、再現されていて、
季節や、場面で、違うドレスを選ぶんだろうな、
という感じのワードローブだ。
それらの人形や道具を
大事に使っていたんだなぁという、愛着の感じも
伝わってきた・・・。
うーん・・・そんなものを
じっくり眺めているうちに
若草物語を思い出してしまった。
若草物語の4姉妹は、貴族の子女じゃなかったと思うけど、
その生活ぶりや、4姉妹の世界が
なんとも憧れだった頃があったんだよねぇ。
あとは、赤毛のアン。
そういうのが好きだった頃を
思い出した。
なんども読み返していたもんなぁ。
それにしても、
そういうものに気持ちをくすぐられてしまう
なんて、やっぱり私も「女の子」だったんだんだなぁと
思い出した・・・というかね。
すっかり忘れていた世界だったよ・・・
若草物語
(なにしろ、帯広の5,6月は、本当にいい季節なんだ、
この時期に帰ったのは何年ぶりなんだろう。)
もうひたすらに、自然を感じられる、ゆったりしたところに
住みたい、
という気持ちが抑えられなくなってきた。
・・・というより、今の住環境がなかなかきつくなってきたというか。
羽田から、帰ってきて、高速を降りたとたん
(うちの近くで)げんなりした。
あまりの貧相な環境に。
(ひとによっては、便利でいいじゃないか、
普通の街の中だよと、感じるだろうけど)
もちろん、神奈川にも良い場所はたくさんある。
てっとりばやく、海の近くにでも引っ越せば
かなり違うんじゃないか、という気もする。
人の多さにも、うんざりしてきた。
買い物に出かけても、
新しいものとか、お店なんかが
ほんと、もうどうでもいいというかね。
今日も仕事でバスに乗ったけど、
その混み具合ときたら、
地獄的だ。
アウシュビッツ行きの鉄道内じゃ
ないんだからさ・・・
お年寄りが多くて、
みんなやっとの思いで乗っている.
おばあさんが「まったく、横浜市営バスの本数が
へったから・・・」
そうなんですよ、そのとおり、露骨に減りすぎてるんです。
はっきりいって、不便なくらいに。
福祉や教育へのお金をもぐんと減らされているんだよね。
口当たりの良い、かっこいい、理屈はすごいんだけど、
(でもカッコだけで中身はないということがすぐわかる)
内情は、子供や老人やハンデのある人間のことなんで
どうでもよいという
そういう政策なんですよ。
今の横浜市は。
横浜・・・
最近ますます魅力を感じなくなってきたよ。この街に。
今日は、仕事で、遠足の引率・・・
といっても、のんびりと、少人数で歩く
というものだ。
山下公園周辺や、港が栄えていた時代の
横浜を、観光客気分で歩く。
関内から、桜木町、みなとみらい、中華街、元町と
私が横浜に来た14,5年前から比べても、
ずいぶん変わったなぁという感じがする。
特に、関内やから桜木町、みなとみらい周辺。
より観光地っぽい感じになってきたなぁ。と。
移り住んだ頃は、
面白いなぁ、いいなぁ、なんてその異国情緒的な雰囲気が
良かったりもしたが、
今は、そんなに新鮮さも感じない。
作り物っぽい要素がたぶん
増えすぎているからだろう。
初めて「人形の家」を見学した。
リニューアルして、館内も見やすくきれい。
偶然、北原照久氏(何でも鑑定団にでている
おもちゃコレクターのおじさん)を目撃した。
普通の感じのひとだなぁ。
で、その人形たちですが、けっこうおもしろかった。
世界の地域別に人形が展示されているコーナーが
良かった。
聞いたこともないような国の人形も
展示されていたけれど、
私は東欧の人形たちに特に魅力を感じた。
その衣装が。
色も模様もすごく美しくて、素朴で、でも洗練されていて。
同じヨーロッパでも、イギリスや、ドイツやイタリアなどはなじみもあるが
東欧はやっぱり遠くて知らないことの多い国なんだなぁと
おもった。
それから、フランスの、上流階級の子女が遊んでいたという
着せ替え人形とお道具、着せ替え用のドレスも展示されていた。
もう、これはたまらない世界だった。
人形は、結構リアルでおとなっぽい顔つきをしていたし、
お道具類も、当時の貴族の女性が使っていたような
化粧セットとか、お手紙セットとか、そんなもののミニチュアが
こまごまと並んでいる。
ドレスも、忠実に、再現されていて、
季節や、場面で、違うドレスを選ぶんだろうな、
という感じのワードローブだ。
それらの人形や道具を
大事に使っていたんだなぁという、愛着の感じも
伝わってきた・・・。
うーん・・・そんなものを
じっくり眺めているうちに
若草物語を思い出してしまった。
若草物語の4姉妹は、貴族の子女じゃなかったと思うけど、
その生活ぶりや、4姉妹の世界が
なんとも憧れだった頃があったんだよねぇ。
あとは、赤毛のアン。
そういうのが好きだった頃を
思い出した。
なんども読み返していたもんなぁ。
それにしても、
そういうものに気持ちをくすぐられてしまう
なんて、やっぱり私も「女の子」だったんだんだなぁと
思い出した・・・というかね。
すっかり忘れていた世界だったよ・・・
若草物語
by crayon-pastel
| 2006-05-20 01:18
| life